あいにくの雨で体育館での開催となった7月20日(土)の野球部の練習に、アドバイザーとして就任した元プロ野球選手の小林誠二さんが参加されました。
生徒たちを前に、「高校時代、苦しい練習にも耐え、頑張ってきたという経験が社会に出てからも大きな自信になる。これからは野球を通して、人生を学んで欲しい」と激励しました。
まずは「基本が何よりも大事」とスローイングやダッシュの在り方などを指導していただきました。
小林誠二さんと言えば、地元広島県比婆郡高野町の出身。広島県立広島工業高等学校に進学し、1974年秋季中国大会で多々良学園の高木豊投手(のち大洋ホエールズ:現横浜ベイスターズ~プロ野球解説者)と投げ合い、ノーヒットノーランを達成。全試合完投し、チームを優勝に導き、翌年の甲子園選抜大会に出場。
カープにドラフト4位で指名されたものの、肩を壊し、サイドスローに転身。1981年、西武ライオンズに移籍し、のちの代名詞となるパームボールを習得し、中継ぎ・抑えとして活躍。1982年パ・リーグ優勝時の胴上げ投手となった。
1984年、カープに復帰し、抑えの切り札として活躍し、11勝9セーブを挙げ、セ・リーグの最優秀防御率のタイトルを獲得している。また同年、セ・リーグ優勝を決めた試合には先発し、初完投勝利を挙げて、胴上げ投手となっている。史上初の両リーグ胴上げ投手に輝くとともに、史上初の両リーグでの日本シリーズ勝利投手にもなっている。
肘を壊し30歳の若さで引退。引退後は解説者として活躍し、2005年から7年間、落合監督時代、2軍のピッチングコーチとして若手を育成し、1軍に送り出した。